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女を育てる男、男を育てる女

「付き合ってるんだから、もう頑張らなくてもいいじゃん」
そんな言葉をどこかで聞いたことがある…

私がこれを言われたら、長~いお説教タイムが始まるだろう…笑

あなたの一番大事な女性に頑張らないで、どこで頑張るの?
毎日がんばってよ、なんて言わない…
なにか落ち込んだことがあったら寄りかかってくれればいいし、
イライラした時には、あたってくれればいい…
たまには休憩っ…もまぁセーフ!

ただ…完全に、釣った魚にはなんとやらのタイプは許せない。


昔、付き合っていた彼とデートをしている最中、タクシーの中で会話に盛り上がり、到着地について、慌てて財布を出そうとしている彼を横に財布しか持っていなかった私は(いつもは財布も持たないことのが多かった)「いいよ」と偉そうに千円札を出した時があった。

しかしそんなドヤ顔の私に気づきもせず、彼はさっとその千円札を私に返し、自分の財布の中から五千円札をだし「女の子は、男性とのデートでお金を使っちゃいけないよ。女の子はたくさんお金がかかるんだから。」と言われた。

これを聞いた私は、なんてかっこいい男だ!と思ったと同時に、いつまでもそう言ってもらえるように、綺麗でいなくちゃ、と思った。

女は以外と単純だと思う。女性とし、大切に扱われると、自身とやる気が湧き綺麗になっていくのだ。
他の男性からも、こんな意見を聞いたことがある。


「男っていうのは、単純だから好きな女のために一生懸命働ける生きものなんだよ…だから、いつも綺麗にして男性のやる気を出させないとダメだよ」

これらは、きっと今では古い考え方だと言われるのかもしれない…

でも、このように女性として大切に扱われ、男性として頼れる姿が、いつまでも男と女でいさせてくれ、お互いにやる気を持たせてくれるのかもしれない。

例えば、デートの『割り勘』問題は、決着のつかない永遠のテーマだろう。
だけども、割り勘にして男女の間に生まれるものは…対等な関係でいれるという『=(イコール)』?
これでは、永遠に私という存在が男を上げることも、男という存在が私の女力を上げる方程式にもたどり着けない気がするのだ。

女性も男性も平等に、と言われ始めた会社には強い女がたくさんいて、なかなか『女』と接することも、『男』という扱いを受けることも減り、異性を意識できる機会が減ってきているように感じます。

しかし、大切に思う『女』のために仕事を頑張り、彼女の前では『男』でいれる。彼女を支えたいという気持ちが彼の男レベルを成長させる…

外で男に負けずと戦っている女性たちも、仕事では『女であること』をみせないようにしていたりするうちに、気づいたら柔らかさを忘れてしまったりする。強い女になっていても、デートで大好きな男性に『女性扱い』をされ大事にされることで『柔らかさ』を思い出し女に戻れる…

こうして、『男になれる場所』『女になれる場所』があるからこそ、仕事では男、女を忘れ、思いっきり戦えるのではないかと思ったりも…

付き合っている男性には、私の前ではいつでも男でいてほしいし、好きな男性の為にいつまでも女でいたい。

【MORE LOVE】
女は単純だから、女性とし、大切に扱われると、自身とやる気が湧き綺麗になっていく。
男は単純だから、好きな女のために一生懸命働けるもの

 

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YUMI
ライター兼「MORE MYSELF」運営者のユミです。 私についてのご紹介はこちら