「優しい男性がすき」
呆れるほど聞かされてきた、好きなタイプは"優しいひと"
これは、好印象を得たくて発言しているわけでも、気を使って言ってるわけでもなく、世の女性たちは本気で言ってる。これを言うと「優しい男性なんて沢山いるよ」と言われるのも鉄板。この言葉に「優しさもいろいろあるよね」と曖昧に誤魔化しながら、男性の言う「優しい男性」に違和感を持つ女性軍…
その違和感とは、『優しい』と『無責任』ではないか、と感じることが私は多々あるのです。
以前、付き合っていた彼とのデート中、「この後、どこに行こうか」という私の質問に対し、「好きなところでいいよ」と言ってもらった。
悩んだ結果、私は「映画に行きたい」と答え彼からは「いいよ」との返事のみ…
その反応の返事に、何がやってるかなと調べ「◯◯とか面白そう」という私に対し
彼は私が見たいのでいいよと…
そう言うならということで、私が見る映画も決めさせてもらいました。
しかし、今私たちのいる場所から歩いていける範囲に映画館はないので、どこかに移動する…という次のステップが見えても彼はただ飲み物を飲んでいる…
映画なので、上映時間もあるし…ここまで次のプランが決まったなら、近くの映画館を調べ、丁度いい時間がある映画館へ向かうという次のステップは、誰もがわかります。
しかし、彼は調べる様子もない…この日はデートをしているはず…私一人で映画を観に行こうとしている時間ではない。
「映画、あんまり?乗り気じゃないみたいだけど…」というと彼は、久々に会ったから今日は私の為に私の行きたいところに行こうと思った。と言ったのだ。
それはとても嬉しいし、ありがたいお言葉。
でもね
もし本当にそう思っていてくれたなら、私にもちゃんと伝わるでしょう…もっと積極的に、会話も弾むし行動にも伴ってくると思います。仕事に疲れていて、考えるのも、調べるのも任せてしまった…ならそれでもいいのです。
ただ、この時の彼の言葉はすこしズルい…
これこそ「優しさを装った無責任だ!!」とこっそり気づいてしまったのです。笑
この彼は、この他にもちょいちょい、ただの無責任を私の為への”自分の優しさ”だと主張してくることがありました。彼の本当に優しさの部分も知っていたし、素敵な時間を沢山一緒に過ごした彼でもあります。
しかし、よく合コンでの「優しい男性なんて沢山いる」の優しいは無責任と取り違えてはないか…と私はこっそり思ってしまうのです。そして、その優しさという名の無責任は相手にもきっと見透かされていることが多いのだと…
真実の”優しさ”には責任が伴っています。責任逃れの言い訳とは違います。結局、女性が求める「優しい男性」とは責任を持てる大人な男性だということなのかもしれません。
自分も優しさのふりをして、ただの無責任な言い訳になっていないか…気をつけなければと思う一件。
【MORE LOVE】
真実の”優しさ”には責任が伴っています。責任逃れの言い訳とは違う。